このページは、アップデート4の内容です。アップデート3までの内容は地区と輸送(アップデート3まで)をご覧ください。
アップデート3までは、地区の中心からの道のりで開発範囲が制限されていました。この範囲外を開発したい場合は、別の地区を新設する必要がありました。
アップデート4で、この地区の開発制限が撤廃されました。地区の中心から遠く離れた場所にもアクセスできるようになりましたが、遠すぎると非効率なので、新地区を作るかどうかプレイヤーの判断に委ねられます。
アップデート3までは、[地区のゲート]で地区を区切り、[配給拠点]と[荷下ろし場]で輸送していたのですが、アップデート4では、[地区の中継地]で地区を区切り、[地区の中継地]で輸出も行うようになりました。
アップデート3 アップデート4
地区のゲート+配給拠点 → 地区の中継地
システムがすっきりした反面、[荷下ろし場]を使った裏技が使えなくなりました。
アップデート4から、遠く離れた場所の仕事も行えるようになりました。ダム建設予定地までの階段建設を第1地区で行うとか、少し離れたベリーの採集を第1地区で行うなど、少々の仕事量なら、わざわざ新地区を増設する必要がありません。
ダム建設など、遠距離で膨大な仕事量をする場合は、町との往復に時間がかかってしまうため、第2地区を新設した方が効率的です。
地区の中心から道で繋がっているところまでは、その地区の所属です。その距離に制限はありません。
地区を分けたい場合は、道を切るだけです。道で繋がっていなくても、移動可能ならビーバーの所属を変更できます。
隣地区と物資の受け渡しをしたい場合は、[地区の中継地]で道を繋ぎます。アップデート4には[地区のゲート]はありません。
[地区の中継地]は、設定も用語も分かりにくいです。
分かりやすくアメリカとカナダで例えると、アメリカがカナダの丸太を欲しがったら、アメリカ側の[配給を管理]で丸太を指定し、カナダ側の[地区の中継地]で働くカナダ人が国境まで丸太を運びます。
次に、実例で解説します。南側に第1地区、北側に第2地区があり、第1地区から第2地区へニンジンと向日葵の種を輸送します。
[地区の中継地]の第1地区側は、運搬担当を設定します。この担当者が第1地区の各地から[地区の中継地]までニンジンと向日葵の種を運搬します。
[地区の中継地]の第2地区側は、[配給を管理]で欲しい物を指定します。翻訳が悪いのですが、[運び込んだ物資]ではなく、[運び込んでほしい物資]です。第2地区側は希望するだけで、運ぶのは第1地区側です。
第1地区の担当者が[地区の中継地]まで物資を運搬すると、[地区の中継地]の第2地区側に届きます。この物資を第2地区の倉庫などに運搬するのは、[運搬員の拠点]の仕事です。
[地区の中継地]は、何でも置けます。1種につき30個までという制限はありますが、全種類です。中継地としてではなく、そのまま倉庫として利用するのも良いです。
例えば、ダム建設地区を作り、元の地区から[地区の中継地]に丸太と板と水とニンジンを運搬すれば、ダム建設地区に倉庫を新設する必要がなくなります。
[配給を管理]は、[地区の中継地]単位の設定ではなく、地区単位です。第1地区から第2地区を経由して第3地区へニンジンを輸送したい場合、第2地区も第3地区もニンジンを希望する設定になってしまうため、思った通りに輸送されない場合があります。
こんな時は、食料の種類で分けると確実です。第1地区から第2地区へベリーを輸送し、第2地区から第3地区へニンジンを輸送すれば、一方通行で輸送できます。
食料や水が切れるのが確実な場合、全滅を回避するために、ビーバーの一部を殺す必要に迫られることもあります。
方法は簡単です。新しい地区を新設し、そこに高齢のビーバーを移住させるだけです。食料のない地区へ移住させられたビーバーは餓死しますが、その分だけ食料や水の消費量が減ります。残りのビーバーが雨季まで生き延びることができれば、そこからまた挽回できます。