各動力には出力位置があり、そこを他の建物の壁(屋根は不可)に接続すると、その建物と隣接する全て建物に伝播します。例えば、回し車、住居、製材所の順に隣接させても、回し車の動力が製材所に伝わります。上手に並べれば、パワーシャフトは要りません。住居は上下に重ねることができますし、壁の面が多いので、パワーシャフトの代わりとしても便利です。
建物を密集させると、装飾や記念碑の効果もより多くのビーバーに届きます。動力、住居、工場を密集させて、巨大な複合施設を目指しましょう。
動力 陣営 | サイズ | 材料 | 馬力 | 担当 |
---|---|---|---|---|
小型水車 アイアンティース | 3x1 | 丸太x25 | 40 | 0 |
水車 フォークテイル | 3x2 | 丸太x50 | 90 | 0 |
大きな水車 アイアンティース | 5x2+1x1 | 丸太x70+板x80 | 180 | 0 |
回し車 | 3x1 | 丸太x40 | 50 | 1 |
風車 フォークテイル | 1x1 | 丸太x20+板x20 | 200 | 0 |
大きな風車 フォークテイル | 1x1 | 板x40+歯車x20+紙x30 | 400 | 0 |
エンジン アイアンティース | 3x3 | 丸太x20+歯車x25+ 金属ブロックx20 | 400 | 1 |
2021年12月のアップデートで、風車とエンジンの動力が大きくなり、水車の動力が小さくなりました。
自動汲水ポンプで用水路を作りやすくなったので、その調整として水車を弱体化したのでしょう。自動汲水ポンプの水で水車を回して、水車の動力で自動汲水ポンプを動かすという戦略は、これで難しくなりました。
高難易度では、元々水車を当てにしていなかったので、エンジンや風車が強化された分、むしろプレイしやすくなったと思います。
流れのある川に水車を作っておけば、自動的に回り続けます。材料が丸太だけですし、馬力もなかなか大きいです。基本的に雨季にしか稼働しませんので、低難易度では大活躍し、高難易度では活躍が限定的です。
水車を川に置いても、水の流れが悪い位置では、水車が回らないこともあります。堤防で川を細めたり、流れを変えれば、回るようになります。一番確実なのは、川がまっすぐに流れる部分に水車を並べることです。
また、水車の近くに工業系施設を建てると、どうしても川の近くの肥沃な土地を使ってしまいます。農業や林業の土地を残しておくためにも、川の上を有効利用すると良いです。
製材所などは回し車でも十分なので、川の上は動力消費の大きな粉砕機がおすすめです。下に小さい倉庫を挟んで、必要な原料を入れておくと、なお良いです。
回し車は、ビーバー1匹で50馬力を生み出します。水車や風車と違い、いつでも安定的な動力源となるのが特徴です。
難しいのは、配置です。ビーバーの入口が1つ、その反対側が出力になるため、よくよく配置を考えないと、通路やシャフトだらけになります。
回し車3台、製紙工場1棟、製材所1棟、歯車製造所1棟を画像のように並べれば、そのパターンで延々と隣に延長できます。足りない動力は、風車で補うと良いです。この下にロッジと小さい倉庫を並べることもできますが、構造がかなり複雑になります。
作ってしまえば、あとは自動的に動力を生み出します。わずか1マスなので、通路やシャフトの上に足場を作って、そこに風車を置くこともできます。
風車は、高度や周囲の状況など関係なく、時間によって馬力が変化します。つまり、置けるか置けないかだけ気にすれば良いです。
問題点は、動力源としては不安定なことです。風車だけを動力にすると、風が止まった瞬間、工場も止まります。回し車などとセットにしておくと良いです。
風車を置ける場所について補足します。土台が1マスの高さで、その上に3マス分の高さの羽根があります。この羽根の周囲に同じ高さの建物がない場合、風車が回ります。大きな風車は、土台部分が2マスの高さです。
例えば、製紙工場がある場合、風車は隣に置くことができず、1マス離さなければなりませんが、大きな風車は製紙工場の隣に置くことができます。足場の上に風車を置いても、製紙工場の屋根には動力を伝えることができませんが、ダブルロッジの2階経由なら動力を伝えることができます。
大きな風車の最大の特徴は、性能ではなく、羽根が高い位置にあることです。大きな風車なら、置ける場所を探せば、それなりに見つかります。