アップデート7で追加された高速移動手段です。フォークテイル専用がジップラインで、アイアンティース専用が管路です。
乗り場となるステーションを2か所建て、そこを繋ぐことで、その区間の高速移動が可能になります。運行には動力も燃料もいりません。
ジップライン | 管路 | |
---|---|---|
陣営 | フォークテイル | アイアンティース |
移動の速さ | +150% | +300% |
得意な移動 | 斜め 高低差 | 直線 トンネル・地下鉄 |
路線数 | 駅ごとに2本 | 無制限 |
金属消費 | 多い | 非常に多い |
動力消費 | なし | なし |
・ジップラインステーションから乗り降り
・ケーブルは往路と復路がセット
・ケーブル距離は最大30マス
ジップラインの塔を中継させることで延長可能
・斜め移動が可能
・移動の速さ+150%
・動力不要
・ステーションや塔に接続可能なポイントは2つまで
・ジップラインは水中でも機能する
水に潜らせて毛皮を濡らすことも可能
道は直角にしか曲がれませんが、ジップラインなら斜め移動ができます。移動速度は+150%ですが、斜め移動により移動時間をさらに短縮できます。斜め移動すれば、最大3.5倍(2.5×1.4)の速さに相当します。
ケーブルは、ステーションや塔から最大2か所まで繋げることができます。そのため、1つのステーションから2本の路線を作ることができます。
何度も往復する区間に作るのが効果的なので、ロッジと飲食施設と工業地区をつなぐのも良いですし、倉庫と遺跡をつなぐのも良いです。
ステーションや塔の高さは、4ブロックです。そのため、間に天文台や風車や森番の詰所があると、ケーブルが干渉します。足場の上にジップラインの塔を建てるなどすれば、建物の上を通すこともできます。距離や高さについては、台地実例(v0.7)で詳しく解説してあります。
建物が密集した地域はジップラインを通すのが難しいので、街外れから遺跡にジップラインを通すのが基本です。重い金属スクラップは少しずつしか運べないので、ジップラインがあることで往復が楽になります。
・管路ステーションから乗り降り
・管路施設で通り道を作成
管の長さや分岐に制限なし
・1本の管でもすれ違い可能
・管を乗り越えるには足場か盤石な管路施設が必要
・移動の速さ+300%
・動力不要
管路は直線や直角や垂直にしか移動できませんが、それを加味してもジップラインより速いです。また、管路の分岐も自由なので、どんどん分岐させて、管路網を整備することも可能です。
問題は、管路1マスごとに金属ブロックを消費することです。画像の遺跡までの経路だけで、金属ブロックを56も消費しています。管路ステーションの40を加えたら、合計96です。金属スクラップを採掘するために金属ブロックを消費するのですから、小規模な遺跡では元が取れません。地下遺跡への移動に利用するのが最適です。
悪い路線 良い路線
┏━━駅━━┓ 駅多くの鉄道シミュレーションでは環状線が効率的ですが、Timberbornの管路は十字型が良いです。この方が移動が効率的ですし、総延長も短いです。
ゲーム開始直後にマップ全体を眺め、あらかじめ路線位置を決めておくと良いです。
既存の道の上に管路を建設すれば、スペース的に無駄がありませんし、管路が農作業などの邪魔になりませんし、現在の都市計画を維持して導入できます。
管路の垂直移動は移動時間も金属ブロックも浪費するので、ダイナマイトで山を切り開いてから管路を直線に通すと良いです。高架鉄道なら、そのまま渡河もできます。
詳細は湖実例(v0.7)でご紹介します。
管路ステーションは下にも管路を繋げることができます。既存の道の部分を掘り、そこに盤石な管路施設を埋め込めば、都市計画を変更しないで管路で地下鉄を作ることもできます。
地下鉄の欠点は、渡河工事が大変なことです。地下鉄を川の中に入れると、管路の中には水や汚水が入りませんが、管路のマス(管路の周囲)に水や汚水が流れ込んでしまいます。そのため、川の手前を終点にするか、川の部分だけ管路を地上に出すのが現実的な運用です。どうしても地下鉄で渡河したい場合は、MODのTubeway Leveeを利用すると良いです。
オーバーハングとトンネルを利用すれば、地下に地下鉄や地下都市を作ることもできます。
手順や工事が大変なので、詳細はクレーター実例(v0.7)で解説します。