プレイ後に追記した補足や反省点は赤字にしてあります。
マップ | Ver | 陣営 | コンセプト |
---|---|---|---|
01 平原 | 0.6Beta | Folk | 風車工業地帯 |
02 湖 | 0.5Beta | Iron | 水流の一本化 |
03 滝 | 0.5Beta | Folk | 汚水の利用と対策 |
03 滝 | 0.6Beta | Iron | 上流二段ダム |
04 クレーター | 0.5正式 | Iron | 地区間移住・輸送 |
05 サウザンド諸島 | 0.5Beta | Folk | 水道橋と灌漑 |
06 ジオラマ | 0.5Beta | Iron | 巨大ダム湖 |
07 ビーバローマ | 0.6正式 | Folk | 水中汚水路 |
08 台地 | 0.5Beta | Folk | 貯水湖,風車地帯 |
08 台地 | 0.7Beta | Folk | ジップライン紹介 |
09 山脈 | 0.6正式 | Iron | MOD紹介 |
10 崖の側面 | 0.6Beta | Folk | 立体交差水路 |
11 渓谷 | 0.5正式 | Folk | その他の悪潮対策 |
11 渓谷 | 0.6Beta | Iron | 下水道 |
12 蛇行 | 0.5Beta | Iron | 用水路とボット |
12 蛇行 | 0.6正式 | Folk | 初心者向け解説 |
13 螺旋山 | 0.5Beta | Iron | 通年汚水水車 |
13 螺旋山 | 0.6正式 | Folk | マップ全体緑化 |
アップデート6のBeta版は、少し誤訳があるだけで、機能は正式版と同じです。
Version 0.6
マップ:ビーバローマ 192x192
陣営:フォークテイル
難易度:ハード
マップ自体はアップデート5と同じですが、アップデート6の新要素を利用することで、違った開発ができます。
今回は、突出部と防水フロアで水源に蓋をして、悪潮の汚水を汚水路で外に流す治水をします。
ビーバローマには天然の貯水湖がありますので、ダム建設と貯水が必要ありませんが、遺跡の採掘のために、穴から水や汚水を抜く作業が必要になります。
地区の中心の北西の穴に地下遺跡があるので、今回はここの汚水を抜きます。ダイナマイトで水路を作って水を抜く方法もあるのですが、今回は流入経路を早めに遮断して、時間をかけて徐々に蒸発させます。
マップ北西の穴に流れる水路を堤防で遮断し、ここの汚水を時間をかけて蒸発させます。15日前後で1ブロック分水位が下がるでしょうから、地下遺跡を採掘する頃には干上がっている計算です。
ここで、新地区の計画をご紹介します。ビーバローマは緑地が少ないので、北の汚水湖の周囲に工業地帯を作り、貴重な緑地部分を農業と林業に利用します。湖の中や上に道を作ることで、ショートカットしつつ、緑地範囲をさらに確保します。
ただ、これらの工事には膨大な板が必要で、悪潮対策に金属ブロックも必要になりますので、まずは工業化から取り掛からなければなりません。
悪潮最終日の様子です。穴の汚染濃度がどんどん高まりましたが、まだ水が少し混ざった状態です。この状態だと、灌漑範囲が狭まって植物が枯れ始めますが、土壌汚染はしていないので、水が戻れば植物が再生します。
ビーバローマの悪潮対策は大変ですが、序盤は無策でも何とかなります。
5日間の雨季の後、13日間の乾季がやって来ました。画像はその13日目です。
雨季が短かったため、穴にはまだ大量の汚水が残っています。水も混ざっているので、汲水には問題ないのですが、農業ができるほど汚染濃度が低くないため、食べ物が不足しています。
サイクル7で餓死者を出し、追い討ちをかけるように悪潮が発生しました。ビーバー2匹の状態で耐えていたら、サイクル8も連続で悪潮が発生しました。
それにも耐え、ビーバーが4匹に回復したところ、トドメとばかりに3連続で悪潮が発生しました。3連続悪潮で穴の中が高濃度の汚水になり、緑地が完全になくなりました。この状態から立て直すことは不可能なので、最初からやり直すことにしました。
難易度ハードはサイクル3まで悪潮が発生しないのですが、そこから6回中4回が悪潮でした。悪潮対策前にこれほど悪潮が連発することを想定していなかったので、計画を変更します。
序盤から悪潮が連発する可能性を考慮し、悪潮対策を急ぐように計画を立て直しました。
前回は、緑地を確保するために序盤から湖上に道や施設を建てたのですが、今回はその工期をずらし、まずは陸上に仮施設を建てました。北側(画像上)の汚水湖の奥に水車を建て、その動力で第二地区の工場を稼働させ、金属ブロックを目指します。
少し先になりますが、第二地区にトリプルロッジを建てたら、第一地区と第二地区を切り分ける予定です。第一地区は研究メインで、第二地区が工業メインです。
前回と比較すると、第二地区の建設がかなり早いです。
第二地区にも必要施設がそろったので、第一地区と第二地区を分けました。第一地区は研究メインで、第二地区が工業メインです。
第二地区では、水車や堤防などで大量の丸太を消費しています。森番の詰所で植樹したオークが育つのはまだ先なので、しばらくは丸太を節約する必要があります。
第一地区には手付かずの木がまだまだあるので、製材所を第一地区の所属に切り替えました。方法は、画像の○の位置の道を切り替えるだけです。第一地区の丸太で板を作りだめし、それから倉庫を第二地区に戻せば、地区の中継地もそこの労働者もいりません。
サイクル4でいきなり悪潮が発生しました。前回から数えると、7回中5回、4連続で悪潮です。悪潮発生率に調整が入ったのでしょうか。
最速で金属ブロックを生産する計画を立て、サイクル4から生産できるようになったのですが、肝心の建設現場が汚水の底にあります。サイクル5の雨季が長く、次は乾季が来てくれれば問題ないのですが、また悪潮が来るようだと大変です。
今回の異常な悪潮発生率が偶然でない可能性もありますので、建設担当には決死隊となって汚水に飛び込んでもらいます。中毒になったビーバーには死んでもらいますが、少しずつでも建設しなければ完成しません。
ビーバローマの水源は湖底にあります。今回は、湖底にある水源に蓋をする悪潮対策をご紹介します。
水源の上には基本的に建築できないのですが、突出部を被せることはできます。突出部の上に防水フロアを張り、横を堤防で囲めば、水源を完全に塞ぐこともできます。しばらくは水源を塞ぎますが、最終的には水源をつなぐ下水道を作る予定です。
現在、サイクル4で来た悪潮の汚水が残っているため、建築担当が次々と中毒症にかかっています。体調不良でも湖底の工事をさせて、中毒が発症したら第三地区(姥捨て山)に移送し、また別のビーバーに建築を担当させます。新たなビーバーも次々と生まれていますが、現状、死ぬビーバーの方がやや多いです。
雨季が5日と短かったこともあり、湖の汚染濃度が十分に下がりませんでした。そのため、今も汚染中毒になった建設担当を使い捨てながら悪潮対策の建設作業をしています。
西側(画像左)の湖は、同じサイクルを経ているにも関わらず、すぐに綺麗な水に戻りました。こちらの湖の方が容量が狭く、湧出量が多いので、水が入れ替わりやすいのでしょう。この湖の畔に、非常食用の農場を建ててあります。
今回はこのまま進めますが、もし最初からプレイするなら、西側の湖をもっと活用した方が良かったです。
画像の[源]が水源の位置です。ここを堤防と防水フロアで囲って下水道を作り、隣の湖に汚水を棄てるのが今回の悪潮対策です。[弁]の位置に制水弁を作っておけば、水はこの湖に流すことができます。
この方法の欠点は、建設初期に悪潮が発生すると、しばらくは汚水の中で建築作業を行うことになる点です。今回の場合、サイクル4で悪潮が発生し、サイクル7までは中毒が発生する汚染濃度でした。それでも工事を決行した結果、サイクル7で大人2匹、子供3匹まで人数が減りました。
悪潮対策が途中まで建設できれば、緊急対応も可能です。画像はまだ建設途中ですが、この段階で次に悪潮が来ると判明すれば、[封]の位置に堤防を建てて、水源を封鎖することができます。悪潮の期間だけ封鎖し、雨季になったら堤防を解体すれば、少しの汚水が混ざるだけで済みます。
悪潮が発生しました。汚水は堤防と防水フロアで画像の範囲に閉じ込めてあるので、この湖はきれいなままです。堤防の一部に制水弁を作ってあるので、雨季になったら手動で制水弁を開くだけで、少しの汚水が流れ出るだけで済みます。
現在は、この汚水を隣の穴に流すための下水道工事をしています。これが完成したら汚水を完全に排除できるので、悪潮対策も終了します。
悪潮対策が完成し、悪潮が来たので、実際の様子をご紹介します。
水源から隣の湖まで下水道を通し、悪潮の時はそこを汚水が流れます。下水道に隙間がなければ、画像のように1マス幅でも問題なく流れます。
下水道の周囲は土壌が汚染されるので、農業や林業の妨げにならない位置を通すと良いです。
水を透過させた画像です。汚水は矢印の方向へ流れます。壁にそって上がる部分の建築が難しいので、同じ建築をする場合は、十分にご注意ください。
きれいな水は制水弁でこの湖に流しているのですが、悪潮の後の雨季では3日くらい制水弁が閉じていますし、乾季の後の雨季でもなぜか制水弁がしばらく閉じています。下水道の中の汚染濃度が正しく計算されていないようです。不具合が修正されるまでは、この治水方法は真似しない方が良いです。
悪潮対策が終わってから科学ポイントを溜め、地球再生機の建設を開始しましたが、それと並行して水没した遺跡の採掘の準備に取り掛かりました。
最も採掘しやすいのが、マップ北東(画像右上)の遺跡です。悪潮対策さえ完了すれば、この湖もきれいになりますので、いつでも安全に陸から採掘できます。
北西(画像左上)の汚水に沈んだ地下遺跡は、既に汚水が完全に蒸発しました。地下遺跡の採掘は大変ですので、金属スクラップが足りなかった場合の最終手段として利用する予定です。
マップ西(画像左下)の湖底にも遺跡があります。悪潮が来ると汚水が混ざりますが、乾季が2・3回続いたら、安全に採掘できる汚染濃度に下がります。
マップ南西(画像右下)の汚水の中にも遺跡があります。比較的浅い所にあるので、周囲を堤防で囲って、汚水を蒸発させます。
マップ南東(画像外)の遺跡は汚水湖の底にあるので、諦めます。ここを掘るくらいなら、地下遺跡の方が楽です。
3か所の遺跡群から金属スクラップを収集するのですが、地球再生機に必要な量が集まるか微妙なところです。重力バッテリーなど、金属ブロックを消費する建物は控えます。
今は、地球再生機の建設とその建材作りをしています。当初は、歯車製造所3棟、木材加工所3棟、精錬所3棟を稼働する予定だったのですが、現状の風車と重力バッテリーでは、歯車製造所2棟、木材加工所2棟、精錬所2棟でもぎりぎりです。
下手に重力バッテリーを増設すると、地球再生機の分が足りなくなるので、採掘予定の遺跡の金属スクラップを計算してみました。残りの金属スクラップは、遺跡分と回収分を合わせて2401で、地球再生機には501投入し、投入前の金属ブロックが32あり、遠心分離機に30消費するので、金属ブロックが200程余る計算です。多少計算ミスや計算漏れがあったとしても、重力バッテリーを数台増設しても問題なさそうです。
不安定な動力で工場の稼働率が下がり、汚水切れ(汚水湖の水位が下がったことが原因)で精製物を作れなくなったため、想定よりも時間がかかってしまいましたが、ようやくクリアできました。
普段からマップの特徴を活かすプレイを心がけていて、ダイナマイトは極力使わないようにしているのですが、ビーバローマでは汚水抜きにダイナマイトが必要でした。
今回、一度失敗したように、ビーバローマは悪潮対策前に悪潮が連発すると、どうしても対応できません。2回目に成功したとは言え、サイクル4で悪潮が来たのはきつかったです。
中央の湖岸で農業や林業を行いました。森番の詰所は東西の2か所で、松は初期の松を残して自然繁殖させました。
南西の遺跡は汚水に沈んでいたため、下流に水路を作って水位を下げ、遺跡の周囲を堤防で囲んで、時間経過で汚水を蒸発させました。
工業地区は、建物がぎっしり詰まっています。倉庫は湖上にあります。重力バッテリーも湖上に建てて、高低差を出しています。一部の建物は、製造ペースを計算して終盤に建て替えました。
ビーバー数は、最大42匹で計画していたのですが、農業スペースが不十分だったため、最大36匹を維持しました。北東の湖周辺の緑地をもっと活用した方が良かったかも知れません。
今回は、水源から下水道を伸ばして隣の湖に排水しましたが、この方法だと制水弁が正しく機能しないことが分かりました。それなら、水源ごとに蓋をした方が効果的です。
手動で各水門を開け閉めする手間がかかりますが、汚水を最小限に抑えることができますし、必要な建材も少ないです。必要な建材が少ないということは、工事の完成が早いということですので、悪潮の被害を大幅に減らせます。