崖の側面実例(v0.6)

設定と目標

サイクル1乾季:全体計画

サイクル3雨季:工業計画

サイクル5悪潮:仮悪潮対策

サイクル7雨季:水道橋完成、水路の立体交差

サイクル8乾季:制水弁を利用した上流ダム湖

サイクル9悪潮:制水弁を利用した悪潮対策

サイクル10乾季:地球再生機への流れ

サイクル11悪潮:地球再生機建設開始、現状紹介

サイクル12雨季:材料計算

サイクル13乾季:貯水忘れ → 棄民

サイクル13乾季:全遺跡解体

サイクル16雨季:上流貯水湖の完成形

サイクル17乾季:地球再生機完成、精製物準備

サイクル19雨季:クリア

アップデート6まとめ

今回のプレイのまとめ

プレイ後に追記した補足や反省点は赤字にしてあります。

マップ別の実例

マップVer陣営コンセプト
03 滝0.6BetaIron上流二段ダム
07 ビーバーローマ0.6Folk水中汚水路
10 崖の側面0.6BetaFolk立体交差水路
11 渓谷0.6BetaIron下水道

設定と目標

 Version 0.6
 マップ:崖の側面 100x50
 陣営:フォークテイル
 難易度:ハード

アップデート6で追加された新マップということもあり、アップデート6の追加要素を紹介するのに良い地形になっています。

具体的には、制水弁を利用した悪潮対策、制水弁を利用した上流ダム湖、水路の立体交差、地球再生機の建築を目標とします。地球再生機の建設に大量の金属ブロックが必要になるため、金属ブロックを消費する建物はできるだけ減らす予定です。

サイクル1乾季:全体計画

崖の側面

開始地点周辺には木が少ないため、階段と森番の詰所はサイクル1の雨季の早い段階で解放しました。画像は乾季初日ですが、既に植林を開始し、マップ東側の木も伐採に行けるようにしてあります。

どこに何を建設するかは、画像の通りです。

サイクル3雨季:工業計画

崖の側面

悪潮対策の制水弁を建設するには金属ブロックが必要なので、精錬所を建設する準備を進めています。

工場の動力として、汚水川を利用します。現在、汚水が川に流れ込んでいますが、ここに水道橋を建設して、水道橋に水車を並べ、水車の両脇に大きな風車と重力バッテリーを置く予定です。

その際の注意点ですが、自然のダムの上には何も建設できませんので、一旦自然のダムを取り壊し、そこに堤防を建設し直さなければなりません。

サイクル5悪潮:仮悪潮対策

崖の側面

ついに悪潮が来ました。制水弁の準備が間に合わなかったので、水源(画像左上)を堤防で囲って、汚水をマップ外に流しました。

悪潮の良い点は、この期間は汚水の源(画像右)からも汚水が出続けることです。そのおかげで水車が回り、工業化が進みました。次の悪潮では、制水弁による悪潮対策を披露できるはずです。

サイクル7雨季:水道橋完成、水路の立体交差

崖の側面

汚水を流す水道橋が完成しました。これで、汚水は画面外に排出され、川の水はきれいなまま下流へ流れます。今は不要ですが、将来的に下流で植林することも可能です。

この水道橋には、水車と大きな風車と重力バッテリーもあります。大きな風車の羽根は水車に干渉せず、土台部分はパワーシャフトの代わりにもなるため、この2つは相性が良いです。水道橋から地面までの高低差もあるため、重力バッテリーの設置場所としても適しています。

水道橋の全スペースを有効利用するため、奥から建設しなければならないのがやや面倒です。水道橋の端の一方をパワーシャフトに、もう一方を通路にして、この問題を解決します。

突出部で水道橋を作る方法もあるのですが、突出部には防水フロアを建設しないと水が漏れるので、両方合わせるとなかなかの金属ブロックを消費します。画像のように足場の上に堤防を作る方が低コストです。

サイクル8乾季:制水弁を利用した上流ダム湖

崖の側面

上流のダム湖の下段部分が完成しました。ダムの最下層に制水弁を建設しておいたので、プレイヤーの操作で水を出したり止めたりできます。

ダムに水門を建てた場合、水門の高さ分しか水を出せないのに対し、制水弁なら巨大な貯水湖も可能ですので、高難易度の長い乾季にも余裕で耐えられるようになります。

残念なのが、[下流の水深○○以下で閉じる]設定です。[下流の水深○○以下で開ける]設定なら、自動で下流に水を足すこともできるのですが、この設定では使いどころがありません。是非修正してほしいです。

この後に気が付いたのですが、[下流の水深○○以下で閉じる]は誤訳で、[下流の水深○○以下で開ける]で機能しています。[下流の水深0.45以下で閉じる]で設定しておけば、下流の水位を自動で一定に保つことができます。これは便利です。

その他には、[汚染度○%以下で開ける]の表記が誤りで、実際は[汚染度○%以下で閉じる]として機能します。まだ正式アップデートではないので、その内に修正させることでしょう。

ちなみに、条件を2つ設定した場合、かつ(and)の判定になります。または(or)の判定ではありません。複数の条件が必要となる状況は基本的にないので、どれか1つにチェックを入れておけば良いです。

サイクル9悪潮:制水弁を利用した悪潮対策

崖の側面

悪潮が発生したので、制水弁を利用した悪潮対策をご紹介します。

画像のように水源を囲って、川側の制水弁には[汚染度1%以上で閉じる]と設定し、マップ外側の制水弁には[汚染度1%以下で開ける]と設定します。[開ける]はゲームの誤記で、実際は閉じます。

今までは、水門を使って悪潮対策をしましたが、制水弁を利用すれば、汚染度の違いで自動的に開けたり閉じたりできます。

実際は閉じるまでに少しだけラグがあるようで、画像のように少しだけ川側に汚水が混ざってしまいますが、中毒になるほどではありませんので、問題はありません。

サイクル10乾季:地球再生機への流れ

崖の側面

クリア条件となる地球再生機は、アンロックに科学ポイント20000、建設に歯車2000、加工された板2000、金属ブロック1500が必要です。

今後の流れとして、まずは科学ポイントを溜めます。天文台2基をフル稼働すれば、30日後くらい(次の乾季か悪潮)に溜まる予定です。早めに地球再生機をアンロックすると、材料を作る度に建設現場に投入できるので、膨大な倉庫が必要なくなります。

建てたい爆弾や娯楽や記念碑も多いですが、それらにも相当な科学ポイントを消費しますので、後回しにします。現状、食べ物と装飾で幸福度を上げていますが、20前後はキープできています。娯楽施設も娯楽時間も切り詰めることで、今も21時間労働を強いています。

サイクル11悪潮:地球再生機建設開始、現状紹介

崖の側面

地球再生機の建設を始めましたが、完成するのは150日後くらいの予定です。ここからは変化が小さいので、とりあえず現状をご紹介します。

マップ南西からマップ全体を見た画像です。住居や職場の近くに飲食関連があります。マップ西側だけでは木材が足りないので、東側にも植林してあります。

地球再生機に必要な金属ブロックの量ですが、マップにある遺跡を全て採掘しただけでは、ぎりぎり足りないかも知れません。どこかのタイミングで数値を計算し、余りそうなら汚水や娯楽関連の施設を建て、足りなそうなら地下遺跡を目指します。

ビーバーは42匹まで増やしましたが、暇なビーバーがいたので、一部のロッジを停止して、36匹まで減らす予定です。

サイクル12雨季:材料計算

地球再生機に必要な建材は、歯車2000、加工された板2000、金属ブロック1500です。製造時間は、歯車は3時間に1個、加工された板は3時間に1枚、金属ブロックは4時間に1個なので、歯車製造所、木材加工所、精錬所を同数稼働すれば、同じタイミングで必要素材がそろうことになります。

計算が苦手な方のために具体例で示します。各施設を2棟ずつ稼働し、18時間労働させた場合、一日の生産量は、歯車12個、加工された板12枚、金属ブロック9個ですので、地球再生機に必要な建材は全て167日目にそろいます。

ここで、遺跡にある金属スクラップの量をざっと計算したところ、正確な数値を出すまでもなく、全然足りませんでした。つまり、地下遺跡も必要です。地下遺跡の発掘には歯車と加工された板が必要ですので、歯車製造所と木材加工所を増築する必要があります。

木材加工所が3時間で松脂1個を消費するので、3棟で1日約18個の松脂を消費することになります。松脂の生産量は7日で2個なので、木材加工所を3棟稼働するには、63本のマツを育てる必要があります。実際は幸福度で作業速度が上がっているので、マツはその1.6倍くらい植えた方が無難です。

崖の側面

ということで、マツを植え替えたら、天文台1基を解体し、そこに歯車製造所と木材加工所を建てます。水道橋のスペースは、後々、汚水ポンプや遠心分離機などのために残しておきます。実際に製造をすると、何かが遅れることもあるでしょうから、精錬所の隣のスペースは予備として残しておきます。

サイクル13乾季:貯水忘れ → 棄民

材料の生産率について考えながらプレイしていたら、雨季に貯水するのを忘れたまま乾季を迎えてしまいました。ビーバー数と貯水量から水が切れる日数を計算したところ、全然足りませんでした。

とりあえず下流側から水を汲めるようにしましたが、念のため、35匹のビーバーから8匹を口減らしし、27匹で耐えてみます。

口減らしの方法は、遺跡に別地区を作り、飲まず食わずで死ぬまで働かせるだけです。

サイクル13乾季:全遺跡解体

全遺跡を解体したので、改めて金属スクラップの総数を正確に数えたところ、地球再生機に必要な量にぎりぎり達していました。前回は足りないと判断したのですが、どこかに見落としがあったのかも知れません。

地球再生機の進捗状況を確認したところ、現状の施設バランスで大丈夫そうです。ただ、水が涸れてマツの成長が止まったので、松脂不足で加工された板の生産が遅れるかも知れません。

サイクル16雨季:上流貯水湖の完成形

崖の側面

アップデート6で追加された制水弁により、上流貯水湖が非常に便利になりました。画像に記しておきましたが、[閉じる]と[開ける]が2か所間違っていますので、注意してください。

堤防の最下層に制水弁を2つほど作っておけば、下流の川の水位が下がった際に自動で水を供給してくれます。設定は、[下流の水位0.40以下で閉じる]にのみチェックを入れます。水門の場合、水門の高さ分しか水を供給できませんが、最下層の制水弁なら、巨大なダム湖の全ての水を適切なタイミングで自動供給できます。

水門や制水弁を手動で開いた場合、水面が大きく波打つのですが、制水弁の開閉を自動にした場合、比較的静かに水が流れますので、水が溢れにくいです。

雨季に水を貯める際、溢れる水の処理が必要になるのですが、制水弁は下流の水位でしか制御できないので、貯水湖の最上段にダムか水門を置くのが便利です。つまり、画像の組み合わせです。上から水が溢れている場合、最下層の制水弁はちゃんと閉じています。

サイクル17乾季:地球再生機完成、精製物準備

崖の側面

地球再生機は、材料が膨大なだけでなく、建築時間も膨大でしたが、ようやく完了させました。いよいよクリアと思ったのですが、稼働には精製物500と紙500が必要なようです。

汚水ポンプと遠心分離機のスペースは元々確保してありましたが、この量を効率的に生産するため、水車の1つを解体し、汚水ポンプを2台にしました。予定を変更して組み入れたため、都市の構造が美しくありません。

残りの金属ブロックを計算し、爆薬工場とダンスホールも作ります。これらを建設すると、金属ブロックは62個しか残りません。水道橋の建設に突出部や防水フロアを利用していたら、足りませんでした。当初の予定では、装飾アイテムとアゴラも作る予定だったのですが、継続的に精製物を消費するので、これらは諦めます。

今は乾季のため、汚水関連の作業が止まっています。ここまで綿密に金属ブロックの消費計画を立てたのですが、暇なので地下遺跡も建設します。

ネタバレになるので詳細までは書きませんが、アイアンティースは加工された板と金属ブロックが大量に必要になります。このマップをアイアンティースで始めたら、地下遺跡の開発は必須です。

サイクル19雨季:クリア

崖の側面

汚水が欲しいのに乾季が連続する不運がありましたが、雨季2回で精製物500を集めることができました。

崖の側面

エンディングはなく、統計が表示されただけでした。特典として、このマップのフレックススタートが解禁されました。フレックススタートとは、次回のゲーム開始時に地区の中心の位置を変更できる機能です。

この後もこのマップでゲームを続けることができます。ワンダーの起動で幸福度+10が付くので、幸福度をできるだけ上げたい方も、クリアを目指すことになります。

アップデート6まとめ

私自身、初のアップデート6挑戦だったので、手探りな面がありましたが、地球再生機以外はアップデート内容を楽しめました。

最も便利だったのが制水弁です。悪潮対策も自動ですし、上流ダム湖からの放流も自動です。ただ、全てのマップで有効活用できる訳ではないので、マップによっては今までの方法も必要になります。

水路の立体交差ができるようになり、攻略の選択肢が増えました。ただ、突出部と防水フロアを組み合わせるより、足場の上に堤防を建てた方が低コストなので、新設備が必要となる機会は限られると思います。

個人的に最も不満だったのが、地球再生機です。クリア条件なのでハードルを上げたいのは分かりますが、建材集めと工事に膨大な時間がかかるだけで、面白さはありませんでした。食事や娯楽が消費アイテムまで表示されているのに、地球再生機は完成してから突然精製物が必要と表示させるのも不親切です。

クリアしたマップはマップ選択画面にアイコンが付くので、達成感が欲しい方は、頑張ってクリアしましょう。

今回のプレイのまとめ

崖の側面

多くのビーバーが汲水ポンプから工業地区の範囲しか移動しないので、動線や効率はかなり良かったと思います。

水道橋で水車を利用したかったので、崖沿いの狭い隙間に工業施設を並べましたが、この建築方法は初心者には難しいかも知れません。その上に広い土地があるので、そこに風車を並べた方が分かりやすいです。

下流にダム湖を作る方法もあるのですが、その方法だと制水弁を利用できず、自動汲水ポンプを利用することになります。自動汲水ポンプ自体は優秀な装置ですが、アップデート6の新要素を利用した方が楽しめると思います。

崖の側面

住居周辺の画像です。密集させた住居の上に装飾や記念碑を並べると、就寝時に皆が狭い範囲に集まりますので、1つの装飾で皆の幸福度をまとめて上げることができます。

就寝前に娯楽、起床後に飲食をするので、住居の近くに飲食と娯楽関連を置くと良いです。今回はクリアを優先したため、精製物を消費する娯楽は諦めましたが、そのスペースは確保してありました。

崖の側面

工業地区の画像です。施設を密集させることで、パワーシャフトを節約し、移動距離も短くなります。道の一部を高架にし、その下にパワーシャフトを通すと、道の反対側に動力を伝えることができます。画像のオレンジ線は、動力の経路です。

スペースに余裕がなかったため、倉庫は1マスサイズを隙間に置いた程度です。地下貯蔵庫は丸太用に1つだけです。地球再生機には大量の素材が必要なので、地球再生機の周囲に倉庫を多く並べました。

クリアに精製物が必要と最初から知っていたら、汚水の源の周囲に汚水ポンプを置く設計にしたかも知れません。

その他の攻略情報