Timberborn攻略サイトジオラマ実例(v0.7)

ジオラマ実例(v0.7)

プレイ後に追記した補足や反省点は赤字にしてあります。

マップ別の実例

マップ	Ver	陣営	コンセプト
01 平原	0.6Beta	Folk	風車工業地帯
02 湖	0.7Beta	Iron	管路紹介
03 滝	0.6Beta	Iron	上流二段ダム
04 クレーター	0.7Beta	Iron	地下都市
05 サウザンド諸島	0.7正式	Folk	地区移転
06 ジオラマ	0.7Beta	Folk	階層農地
07 ビーバローマ	0.6正式	Folk	水中汚水路
08 台地	0.7Beta	Folk	ジップライン紹介
09 山脈	0.6正式	Iron	MOD紹介
10 崖の側面	0.6Beta	Folk	立体交差水路
11 渓谷	0.7正式	Folk	気候追加MOD紹介
11 渓谷	0.6Beta	Iron	下水道
12 空洞	0.7正式	Folk	お手本プレイ
13 蛇行	0.6正式	Folk	初心者向け解説
14 螺旋山	0.6正式	Folk	マップ全体緑化

設定と目標

　Version 0.7
　マップ：ジオラマ 50x50
　陣営：フォークテイル
　難易度：ハード

アップデート７で突出部などの上に地形ブロックを置けるようになりました。ジオラママップは狭いですが、この機能により農地を拡張できます。

アップデート７で地下遺跡の採掘素材が不要(建材は必要)になり、採掘量も増えました。ジオラマは遺跡も少ないため、クリアするためには地下遺跡も必須になるのですが、その作業がかなり楽になりました。

サイクル１雨季：全体計画

ジオラマはマップが狭く、緑地を確保するのが大変です。最終的には、地形ブロックを重ねて農地を増やし、汚染水の流れを変えて下流を緑化する予定です。都市計画は画像の通りです。

木が少ないことが序盤の注意点です。まずは階段と足場で行動範囲を広げ、次に森番の詰所で植樹します。サイクル４で悪潮が来るかもしれないので、水源へ向けての階段作りも行います。

サイクル２乾季：悪潮対策準備

悪潮対策のために水源へ向かうのですが、アンロックする建物が意外と多いです。まず、道作りのために足場、足場(ダブル)、足場(トリプル)が必要です。そして、制水弁のために風車、歯車製造所、清掃員の基点、精錬所、制水弁が必要です。もちろん、堤防も必要です。

順調に研究を進め、残りは清掃員の基点、精錬所、制水弁だけになりました。残りの必要な科学ポイントは950です。

悪潮がいつ来るか分かりませんので、間に合わなさそうだったら、応急措置として二重水門に切り替えます。

サイクル４悪潮：制水弁による悪潮対策

サイクル４の雨季に悪潮対策が完成しました。難易度ハードではサイクル４から悪潮が発生する可能性があるので、時間的に厳しいかと思いましたが、間に合いました。

今回の悪潮対策は、水源の周囲を制水弁と堤防で囲う方法です。水の時だけ制水弁を通るように設定し、汚染度１％以上ならマップ外へ排出します。制水弁が閉じた瞬間に水面が荒ぶるので、その部分のみ堤防を高くしてあります。

慣れるまでは、どの位置にどの高さで囲えば良いか分からないと思いますので、雨季の間に制水弁を手動で閉じて、テストしておくと良いです。

サイクル５乾季：農地拡大計画

道も農地を減らす要因です。適切な位置に道を通し、序盤用の道を解体するだけでも、農地が増えます。

今は、汚水源の汚染水を南(画像下)へ流す準備をしています。この工事が完了すれば、川の下流も農地にできます。工程としては、汚水源の近くに汚水ポンプを建て、爆薬工場でダイナマイトを作り、汚水源から南へ用水路を掘り、汚水源の東を堤防で塞ぎ、川の下流にダムを建設して、そこに水を貯めます。

先ほど、マップ北東(画像右上)に重力バッテリーを建て終わりました。ダイナマイトがあると、重り部分の穴を掘って、蓄電量を増大できます。

サイクル７乾季：水位を保つための制水弁

２つのダムの底に制水弁を設置し、[下流の水深0.40以上で閉じる]に設定してあります。この設定は、制水弁の下流側の水位を一定に保つ機能です。

今回の場合、下流の水位が下がったら中流の制水弁から水が流れ、中流の水位が下がったら上流のダム湖から水が流れるように設計してあります。ダム湖の貯水量さえ十分にあれば、２つの制水弁が連動し、中流と下流の水位を一定に保てます。水位を一定に保てるので、水生農場と相性が良いです。

[下流の水深0.40以上で閉じる]の設定では、水面が波打った際に水がダムから溢れてしまうようです。後でそのことに気付き、[下流の水深0.20以上で閉じる]に修正しました。

サイクル８乾季：水切れ

乾季の間にダム湖(画像左)を完成させたのですが、このサイクルの終盤で水が切れました。１サイクル遅かったです。タンクに水があるのでビーバーは死にませんが、農作物は枯れてしまいます。

下流の水位を保つのは時期尚早だったかも知れません。下流に植えたのはマツで、松脂が大量にいるのはもっと後なので、なくても問題ありませんでした。

サイクル８乾季：風車と重力バッテリー

風車と重力バッテリーの組み方についてご紹介します。

重力バッテリーは、マップ端に並べて、重りの位置の地面を掘ってあります。重力バッテリーを足場で少し上げ、その下を通路にしておくと、建設と爆破の工事がしやすくなります。

大きな風車を重力バッテリーと工場の間に並べたのですが、より多く並べるため、一部をあえて風車にしました。画像の□が風車の羽根が干渉する範囲です。

サイクル９雨季：ジップライン完成

ジップラインが完成しました。駅の位置は画像の通りです。ジオラマは狭いので、当初は地下遺跡前駅、農場前駅、工場前駅の３駅にする予定だったのですが、工場前駅をロッジ前駅と精錬所前駅に分けました。

ジップラインは、斜めや高低差に強いのが長所ですが、路線を分岐できないのが短所です。そこで、真っ直ぐな１路線で主要施設を巡れるように都市計画を立てました。

サイクル９悪潮：土砂採掘機と地形ブロック

アップデートで突出部の上などにも地形ブロックを置けるようになりました。突出部を重ねて、階層農地を作ることもできます。

階層農地でうっかりしがちなのが、灌漑も必要なことです。今回は、ダム堤防の一部を地形ブロックに置き換え、ダム湖の隣に階層農地を作ります。この方法だと、ダム湖の水から灌漑が伝わるため、追加の溜池が必要なくなります。

ダム堤防を地形ブロックに置き換える際、貯めた水が溢れますので、悪潮の最終日にダム湖の水を抜き、それから堤防を解体しました。

土砂採掘機を使った部分には大穴ができますので、ダム湖の上に建てれば、ダムの貯水量を増すことができます。

サイクル１０乾季：階層農地

ダム湖の隣に階層農地を建設しています。完成するとかえって見にくいので、建設中の画面で説明します。

構造は、突出部6x1の上に地形ブロックを置くだけです。ダム堤防の一部を地形ブロックに置き換えておいたため、ここから階層農地に灌漑が広がります。

植物には高さがあり、ニンジンとジャガイモは１段、向日葵は２段、オークは３段です。階層部分は密集させた方が効率的なので、ここにニンジンとジャガイモを植えます。

階層農地も効率的な農場の範囲内ですが、農場１つでは効率が悪いので、北(画像右上)の崖上に農場を追加する予定です。

サイクル１１悪潮：ダム隣の灌漑範囲と検証結果

この階層農地の欠点は、ダム湖の水位が下がると緑地部分も下がることです。しかし、その結果が予想外でした。

画像は、可視レイヤーを下げて階層農地の２層目を見た様子です。この水位ならこの階層は全部緑化されるはずなのに、間に地形ブロックがあると大幅に緑化範囲が狭まります。

せっかくなので、セーブして検証してみました。細かいことなので、上級者以外は読まなくて良いです。三連画像は、どれも可視レイヤー５です。

ダム堤防に埋め込んだ地形ブロックを３列(画像上)に増加させましたが、緑化範囲は広がりませんでした。地形ブロックを厚くすると(画像中)、緑化範囲はさらに狭まりました。階層農地と接する部分の地形ブロックを足場(画像下)に換えると、緑化範囲が最大まで広がりました。

ダム湖の壁面に地形ブロックを重ねた場合、水位が下がると高い土地の緑化範囲(今回なら２段上)という判定になったのでしょうが、その一部を足場にして水をはみ出させると、同レベルの灌漑範囲に判定が切り替わったのだと思います。

まだExperimental Branch(ベータ版)なので確定ではありませんが、この挙動は裏技として利用できそうです。

サイクル１２乾季：地下遺跡、地球再生機、他

ジオラマには遺跡が少ないので、クリアを目指すには地下遺跡の開発が必須です。アップデート７で稼働に必要な材料が不要になったので、非常に使いやすくなりました。

この後のアップデートで、加工された板が必要になるように調整されました。

そして、地球再生機をアンロックしました。早めに地球再生機の開発を始め、資材を次々投入していけば、備蓄倉庫は最低限の数で抑えられます。

その他では、科学ポイント集めのために天文台を追加し、動力増強のために大きな風車を追加しました。画像の[天]と[風]がその位置です。地球再生機をアンロックしたので、追加分の天文台は解体するかも知れません。ロッジは動力を伝えるので、このような拡張工事の際に便利です。

水消費が思ったよりも多かったのですが、その原因が分かりました。下流の水域面積を減らす目的でダムを追加したのですが、制水弁の設定を[下流の水深0.40以上で閉じる]に設定しても、水がダムを乗り越えていました。ここを乗り越えるということは、マップ外にも流れ出ていたということです。[下流の水深0.20以上で閉じる]に設定し直したので、今後は大丈夫でしょう。

サイクル１４乾季：階層農地の完成形(仮)

とりあえず、現時点での階層農地の完成形をご紹介します。

ダム隣に階層農地を作ると、新たに溜池や放水場を作る必要がなくなります。ダム湖から灌漑を得るために、地形ブロックの壁①を作ります。

①だけでは水位が下がった際に灌漑範囲が狭まるので、②の足場で水をはみ出させます。

フォークテイルなら、ここにハチの巣③を置いて、複数階層の作物の成長速度を上げるのも良いです。

階層数がかなり多い場合は、放水場や自動汲水ポンプで溜池を作る方が安定しますが、２層か３層くらいならこの形がお手軽です。

サイクル１６悪潮：地球再生機発動、クリア

地球再生機を建設し、紙と精製物を搬入したら、クリアです。

今回は、土砂採掘機や鉱山も利用したため、それなりに日数がかかってしまいました。

基本的に３６匹で運営しましたが、鉱山をフル活用した期間は一時的に５４匹まで増やしました。その時期は怪我人が常に１０匹以上いる状態でした。ジオラママップは長期戦になるので、ボットを利用するのも良いと思います。

今回のプレイのまとめ

まず、階層農地ですが、正直、不要と感じました。土砂採掘機や突出部にかなりの建材を必要としますし、灌漑も意外と面倒です。狭いジオラママップでさえ空きスペースが見つかるので、そこを活用した方が楽です。

ジオラママップ開発については、マツの植樹範囲が広すぎました。マツを減らした分、オークや農地を増やした方がバランスが良かったです。汚水源の周囲に汚染防壁を建築することでも、緑地を増やせます。

工業地区は、満足できる出来です。木こりの基点でオークを伐採し、その向かい側の製材所で板を作り、その隣の歯車製造所で歯車を作る流れが、非常に効率的です。画像の天文台は１棟のみですが、地球再生機の科学ポイント集めの時期は２棟ありました。爆薬工場もあったのですが、ある程度ダイナマイトを作りだめしてから精錬所に建て替えました。

改善点としては、風車の位置が最適ではなかったことです。通路の上を利用すれば、風車のスペースを工場や倉庫に利用できました。画像は、クリア後に紹介目的で建設した通路上風車です。