・全景
プレイ後に追記した補足や反省点は赤字にしてあります。
マップ | Ver | 陣営 | コンセプト |
---|---|---|---|
01 平原 | 0.6Beta | Folk | 風車工業地帯 |
02 湖 | 0.7Beta | Iron | 管路紹介 |
03 滝 | 0.6Beta | Iron | 上流二段ダム |
04 クレーター | 0.7Beta | Iron | 地下都市 |
05 サウザンド諸島 | 0.7正式 | Folk | 地区移転 |
06 ジオラマ | 0.7Beta | Folk | 階層農地 |
07 ビーバローマ | 0.6正式 | Folk | 水中汚水路 |
08 台地 | 0.7Beta | Folk | ジップライン紹介 |
09 山脈 | 0.6正式 | Iron | MOD紹介 |
10 崖の側面 | 0.6Beta | Folk | 立体交差水路 |
11 渓谷 | 0.7正式 | Folk | 気候追加MOD紹介 |
11 渓谷 | 0.6Beta | Iron | 下水道 |
12 空洞 | 0.7正式 | Folk | お手本プレイ |
13 蛇行 | 0.6正式 | Folk | 初心者向け解説 |
14 螺旋山 | 0.6正式 | Folk | マップ全体緑化 |
Version 0.7
マップ:空洞 192x192
陣営:フォークテイル
難易度:ハード
空洞マップは、地下水脈、洞くつ、アーチなどが組み合わさった立体マップです。
複雑そうに見えますが、構造を理解すれば意外と簡単なマップです。今回は、お手本となるような攻略方法をご紹介します。
アップデート7で空洞マップが追加されました。水源が全て地下で、水流も複雑なため、地形を把握することから始めなければなりません。
まずは、レイヤーを上げ下げしましょう。画面右上の[可視レイヤー]をドラッグしながらマウスを前後に動かすと、レイヤーが素早く上下に動きます。
それでは、マップの構造をご紹介します。水源は○で囲んだ4か所で、矢印の方向へ水や汚染水が流れています。汚水源の汚染水が地区方面に流れることはありませんし、悪潮対策も簡単です。
やや大変なのが、ダム湖建設と遺跡へのルート作りです。金属スクラップを得るまでが大変ですので、制水弁はしばらく使えません。
立体構造の多い空洞マップでは、[可視レイヤー]を5くらいに下げると、地区周辺の命令を出しやすくなります。
まずは雨季の間にダムを建てて、地区周辺に水が残るようにし、汲水や農業をできるようにします。緑化範囲を広げたいので、下流にさらにダムを建てます。この辺りの流れは他のマップと同じです。
空洞マップは、川が細くて浅いので、貯水量が少ないです。そこで、早めにダム建設に取り掛かります。通常なら悪潮対策が先ですが、このマップは悪潮が来ると分かってからでも対応が間に合います。
最初は回し車を動力に利用したのですが、今は風車を動力にしています。通路の上に風車を載せることで、スペースを有効利用できます。
1段上にある風車の動力を下に下げるには垂直パワーシャフトが必要なのですが、その垂直パワーシャフトに歯車が必要になるのが厄介です。そこで、序盤はミニロッジを垂直パワーシャフト代わりに使うのが便利です。材料が丸太5本だけなので、序盤から活用できます。
地区の中心から水源側(南側)を見た画像です。
うっかり乾季中も汲水ポンプを稼働し続けたため、川が涸れました。今後は雨季用の汲水ポンプと乾季用の汲水ポンプとで使い分けます。中くらいのタンクも準備中です。
サイクル4から悪潮が来る可能性があるため、水源に到達して準備をしました。ここの水源は洞くつ内にあり、前面3マスを堤防で塞ぐだけで悪潮を止めることができます。
さっそく悪潮が来ました。今回の悪潮対策は、画像の位置に堤防を作っただけです。2か所に堤防3マスずつを建設するだけで防げるので、他のマップと比較しても簡単です。
ただ、現状の方法では、悪潮が来る度に堤防の1マスを建設し、悪潮が終わる度にその1マスを解体する必要があるため、やや面倒です。精錬所で金属ブロックを作り、制水弁を使えるようになったら、手動で水を開け閉めできるようになります。
なお、水源の洞くつは高さが低いため、水門は建てられません。堤防と制水弁を利用するのが基本です。
動力の安定しない風車を利用する場合、重力バッテリーはほぼ必須です。空洞マップは周囲に巨大なアーチがありますので、そこに重力バッテリーを置き、そこまで垂直パワーシャフトを伸ばせば、膨大な備蓄量を得られます。
今回の場合、重力バッテリーの真下にも工場を置くため、備蓄量が減ってしまいますが、元々の量が膨大なので、気にしません。
水源の手前に制水弁を埋め、悪潮時に自動で汚染水を止められるようにしました。雨季になったら手動で開く必要がありますが、それ以外の開閉は自動です。
ダム湖の底にも制水弁を入れました。画像のように、川と同じ高さに埋めるのがポイントです。こうすることで、川の水位が下がった際に、自動でダム湖の水が供給されます。
ダム工事はまだ途中ですが、少しでも水が貯められるようになったことで、農業や林業が安定します。これまでビーバー18匹で運営してきましたが、27匹まで増やします。
話が変わりますが、MODのTImprove - Various QoLを利用して座標を表示しています。サイクル表示の左の数値が座標です。なお、この画像の座標はマウスポイントの位置ですので、制水弁の座標は(89,79,2)です。
悪潮が終わったら、制水弁を手動で開きます。水源部分に閉じ込めた3マス分の汚染水が流れ出ますが、すぐに大量の水で希釈されます。
今はダムの貯水量が少ないので、それなりの濃度に見えますが、ダムの貯水量が増えれば、問題ありません。
ダム湖が完成し、全ての治水工事を終えました。地区の中心から水源側(南側)を見た画像です。
水源から湧き出た水は、制水弁を通って川に流れます。必要以上の水がダム湖に入ると、東(画像左)の汚水源方面へ流れます。制水弁で下流の水位をコントロールしているので、ダム湖の水がある限り、川の水は涸れることも溢れることもありません。
川の水位を一定に保てるようになったので、これから水生作物も植えます。
遺跡を結ぶジップラインが開通しました。最短距離を通るように調整してあるので、移動時間をかなり短縮できます。
中継地点にもステーションを作り、そこから重力バッテリーの増設工事を行えるようにしてあります。
中継地点のステーションを建て替え、汚水ポンプを使いやすい向きに変更しました。
この遺跡だけでは金属が足りないので、あとでルートを増設する予定です。
ジップラインの2路線、4駅が完成しました。位置を念入りに調整し、最短距離を移動するように計画してあります。参考までに、駅の入口部分の座標を画像に記しておきました。
上からの画像だと簡単な計画に見えますが、実際はダムの堤防が邪魔になったり、岩山が邪魔になったりして、なかなか大変でした。基点となる駅を画像の位置にしたのも、遺跡へのアクセスを考慮したためです。
(62,85,15)の駅は、汚水ポンプを使いやすい向きに建て替えました。この汚水川にもダムを建て、干ばつ中もしばらく汚水ポンプを使えるようにしました。
地道に科学ポイントを集め、地球再生機をアンロックしました。早めに地球再生機をアンロックし、建材を次々投入していけば、倉庫の量を最小限に抑えられます。
工業区の配置を軽くご紹介します。ジップラインの近くに金属関連、大きな鉄くず置き場の近くに製材所、北側(画像上側)に歯車製造所とその倉庫を置き、倉庫のいらない天文台を内側に置きました。動力の接続や大きな風車との干渉で、細かな調整もしてあります。
地球再生機は、工業設備の近くだと運搬が楽です。地球再生機完成後に紙と精製物が必要になるため、その倉庫も近くに置いておきます。
地球再生機の建設は、時間がかかるだけで同じことの繰り返しです。途中、雑にプレイしてしまい、松脂や金属スクラップが切れてしまいましたが、完成が遅れる程度の問題でした。
他の実例と比較して、クリア日数が最も早かったです。このマップで最短クリアを目指すプレイも面白いと思います。
水源も遺跡も近いので、効率的な都市計画ができる方なら、効率的にクリアできます。つまり、上級者ほど簡単に感じるはずです。
難しいポイントとしては、川が狭くて浅いことです。のんびりプレイしていると、ダム湖が完成する前に水不足に陥ります。悪潮対策を知らないと、農作物の全滅も避けられません。つまり、初心者ほど罠にかかります。
クリア時点での遺跡の残量ですが、南西側は全消費、南側は少し残りました。遺跡群2つでクリアできるのは、効率的クリアを目指すのに都合が良いです。
終盤暇だったので、さらなる拡張計画も立てました。画像のようにジップラインを建てれば、新たに2つの遺跡群にアクセスできます。