Timberborn攻略サイトサウザンド・アイランド実例(v0.7)

サウザンド・アイランド実例(v0.7)

プレイ後に追記した補足や反省点は赤字にしてあります。

マップ別の実例

マップ	Ver	陣営	コンセプト
01 平原	0.6Beta	Folk	風車工業地帯
02 湖	0.7Beta	Iron	管路紹介
03 滝	0.6Beta	Iron	上流二段ダム
04 クレーター	0.7Beta	Iron	地下都市
05 サウザンド諸島	0.7正式	Folk	地区移転
06 ジオラマ	0.7Beta	Folk	階層農地
07 ビーバローマ	0.6正式	Folk	水中汚水路
08 台地	0.7Beta	Folk	ジップライン紹介
09 山脈	0.6正式	Iron	MOD紹介
10 崖の側面	0.6Beta	Folk	立体交差水路
11 渓谷	0.7正式	Folk	気候追加MOD紹介
11 渓谷	0.6Beta	Iron	下水道
12 空洞	0.7正式	Folk	お手本プレイ
13 蛇行	0.6正式	Folk	初心者向け解説
14 螺旋山	0.6正式	Folk	マップ全体緑化

設定と目標

　Version 0.7
　マップ：サウザンド・アイランド 256x256
　陣営：フォークテイル
　難易度：ハード

サウザンド・アイランドは、遺跡も地下遺跡も遠いです。そこで、南西(画像左下)の地下遺跡の近くに工業区を作り、その辺りに地区を移転します。

サイクル１乾季：全体計画

上流(画像左)近くに貯水湖を作り、その一部に水門(最終的に制水弁)を付けて、窪地に水を送り、その周囲で農業や林業を行う計画です。

サイクル１では、開始島で伐採と研究を行い、すぐ北西の島で農場と製材所を稼働し、西の島に仮住居を作りました。

今後は、①と書いた部分に堤防を建てます。これが水抜きになり、仮の悪潮対策にもなります。ビーバーは水中の移動が遅いため、この工事は乾季に集中して行います。

最終的な悪潮対策は、水源近く(画像外)に堤防を建てます。それまでの工程が多く、この悪潮対策にも膨大な丸太を消費するので、完成するのは相当後になりそうです。

サイクル３雨季：開始地点の最後の水

ダム湖の堤防の下段が間もなく完成します。これで地区の中心方面に水が流れなくなるため、近場の池にとってこれが最後の水になります。

乾季になったら、ここの汲水ポンプは完全に停止させ、池の水が涸れるのを少しでも遅らせます。

サイクル４悪潮：仮悪潮対策成功

中央の土地から水を抜くための堤防を建設したので、当然、悪潮の汚染水も入って来ません。期間の短い序盤の悪潮なら、これで対応できます。

現在は堤防の高さを上げる工事をしています。丸太が不足気味で、植林したオークが育つのはまだ先なので、遠い土地(画像上)の木を伐採に行っています。

サイクル７雨季：工業地区建設開始

貯水湖を２段まで完成させ、自然のダムがある部分だけ１段にして、ここから水が流れるようにしました。ここの水量は非常に多いので、出口は広く計画した方が良いです。最終的には、水源近くに悪潮対策を作り、そこで水の流入量も減らす予定です。

貯水湖の建設と並行して、マップ南西(地下遺跡がある方面)の区域に水が入らないように堤防を並べました。これで工場を稼働できます。

ちょっとしたテクニックですが、ダム部分の通路はミニロッジで作ってあります。ミニロッジは建材が少なく、水を通すので、足場よりも建設が楽です。工場の動力に風車を利用したのですが、まだ歯車もないので、強力パワーシャフトの代わりにミニロッジを利用しました。

ミニロッジを住居以外の目的で多用するのは卑怯な気もしますので、悪潮対策が完成したら建て替える予定です。

サイクル９乾季：ジップライン開通

今回も風車による嫌がらせが発生しました。夜になると風が吹き、少し働いて睡眠し、飲食を終えて仕事を始めると風が止むという現象です。それが高頻度で発生したため、工場がまともに稼働しない状況が続きました。

その嫌な仕様を乗り越えて重力バッテリーを完成させると、ようやくまともに工場が稼働するようになりました。

マップ南西(地下遺跡方面)からマップ中央を見た画像です。

金属ブロックを安定的に生産できるようになり、まずはジップラインをアンロックしました。最初のジップラインは、農業区と工業区を繋ぎました。画像のような斜めの路線なので、歩きよりもかなり速いです。この後もジップラインを増設することで、遺跡との往復も楽になります。

サイクル１０雨季：ジップライン網完成

マップ中央からマップ南西(地下遺跡方面)を見た画像です。

ジップラインステーション５駅が完成しました。これで丸太、食料、住居、工業、遺跡を１路線で繋ぎます。遺跡の方面から悪潮対策の建築をしているので、その作業も楽になります。

かなり先ですが、遺跡を掘り尽くしたら、地下遺跡方面にジップラインステーションを増設して、路線を切り替えます。

ジップラインが管路より優れている点は、斜めや高低差にも路線を繋げられる点です。同じ路線を管路で作ったら、膨大な金属と板を消費することになるでしょう。

サイクル１１乾季：制水弁の条件の不安定さ

ため池の周囲で農業をしていて、そのため池にはダム湖から水を供給しています。これまでは水門を手動で開け閉めしていたのですが、制水弁なら自動で水位を安定させることができます。

ただ、制水弁の設定が少々不安定です。画像のように[下流の水深0.70以上で閉じる]と[汚染度1%以上で閉じる]にチェックを入れたところ、下流の水深が0.83まで上がっても、汚染度0%の水が入り続けました。色々と条件を変えて検証したところ、同じ設定でも水が止まることもありました。

制水弁の複数条件は不安定なため、水位調整用の制水弁と汚水ブロック用の制水弁をそれぞれ用意した方が良いです。今回の場合、水源付近に悪潮対策を建てますので、ここの制水弁は水位調整にのみ利用します。

　　[ダム]
　　　　　　　　制 ←[汚染度1%以上で閉じる]
　　　　■■■■　■■■■
　　　　　　　　制 ←[水深0.70以上で閉じる]
　　[ため池]

テクニカルな方法ですが、制水弁を２つ使い、それぞれ１つずつ条件を設定することで、上流の汚染度でも下流の水深でも制水弁を確実に閉じるようにできます。

サイクル１２悪潮：悪潮対策紹介

悪潮が来たので、今回の悪潮対策をご紹介します。画像は水源側から見た風景です。

方法は単純で、水は堤防内に埋めた制水弁から地区側へ通し、汚染水は北側(画像左側)へ流すだけです。サウザンド・アイランドの最大の問題は、水量が極めて多いことです。

画像の堤防は３段ですが、この高さでは少し溢れます。そのくらいぎりぎりです。４段に上げる方法もあるのですが、今回は水源脇をダイナマイトで発破して、正面に流れる水量を減らしました。この方が作業が少ないです。

悪潮対策は成功したのですが、画像の矢印の位置で汚水が少し溢れているのが気になりますので、後でここも堤防で塞いでおきます。

サイクル１２悪潮：悪潮最終日の全景

悪潮対策の堤防はぎりぎりの高さでしたが、汚水は少しも漏れませんでした。ここで、マップ全体の様子をご紹介します。画像左端が水源です。

今回の悪潮は１２日間でした。ダム湖はまだ１段分しか水深がありませんが、汲水ポンプを稼働しても水は残りました。今後、干ばつや悪潮の期間がどんどん延びていきますので、現在、ダム工事を行っています。

マップ南西(画像左下)の地下遺跡は水没していたのですが、とっくに干上がっています。工業区の近くの遺跡を採掘し尽くしたら、他の遺跡へ遠征するのではなく、地下遺跡を開発する予定です。

現在、用水路を掘って緑化範囲を広げています。完成したら紹介する予定です。

サイクル１３乾季：用水路による緑地拡大

ため池から用水路を引き、緑化範囲を広げました。画像の植樹してある部分が元の緑化範囲で、植樹していない部分が拡大した緑化範囲です。

拡大した緑地には、主に栗の木を植えて、オークとマツも少し追加します。丸太は重いので、オークはジップラインステーションの近くに植え、栗と松脂は軽いので、栗の木とマツは遠くに植えます。

サイクル１４雨季：巨大ダム湖完成

ダム湖が完成しました。悪潮対策に埋め込んだ制水弁３つから水が出て、水深2.5段のダム湖に貯まります。

制水弁３つでも、短い雨季にこの規模の水量を貯めることができます。30日の干ばつでも自然蒸発は水深1.5段分くらいなので、水深2.5段のダム湖でも大丈夫です。仮にダムが涸れても、ため池とタンクにさえ水が残っていれば耐えられます。

サイクル１４乾季：工業区完成

工業区が完成しました。遺跡はまだ残っていますが、並行して鉱山も稼働しています。鉱山前にジップラインステーションも建てました。

地球再生機に向けて建材作りをした際、金属ブロックが遅れ気味だったので、精錬所を追加しました。

動力は大きな風車です。通路の上に足場を建設し、そこに大きな風車を並べ、天文台の前の強力パワーシャフトで工場に動力を供給しています。重力バッテリーは、ダム湖の堤防の上に並べてあります。ダイナマイトで湖底を掘って、備蓄エネルギーを増すこともできます。

住居はトリプルロッジ５棟、最大４５匹です。住居前の通路に装飾を並べてあるので、全てのビーバーが睡眠中に幸福度が上がります。

トリプルロッジ周辺に少しだけ空間があるのは、クリア後に紹介目的で娯楽を置く予定があるからです。効率を重視したら、娯楽よりも労働時間を延ばした方が早くクリアできますが、効率を重視しない場合は、娯楽を用意してあげるのも良いです。

サイクル１８悪潮：地球再生機発動、クリア

地道に生産と建築を進めて、地球再生機を発動しました。

広いマップで遠方に拠点を作ったので、いつもより時間がかかりました。

簡単にクリアしたように見えるかも知れませんが、サウザンド・アイランドは湧出量が非常に多いため、排水や悪潮対策が難しいです。

全景

娯楽施設を建てた場合の都市計画

管理人は娯楽を作らずに一気にクリアするタイプですが、参考までに、娯楽施設を追加した場合の都市もご紹介します。ついでに住居も追加し、６０匹が住めるようにしてあります。

追加した娯楽施設は、ダンスホール、装飾アイテム、メリーゴーランド、アゴラ、川辺の保養地、思索スポットです。川辺の保養地はなくても良いです。メリーゴーランドの動力は、天文台からロッジを経由して伝わっています。

労働時間の後に娯楽をして、場合によっては娯楽施設をはしごして、それから寝ますので、娯楽施設は住居の近くに密集させると良いです。